花々の育て方マニュアル

~情報は随時更新します~

【久留米ツツジ】

 

<剪定>

秋の剪定は飛び出た枝を切る程度。

 

<植え替え方法>

植え替えは2月〜3月か秋(9月〜10月)に行います。移植にも強く、一旦植えたあとに移動させることも可能。鉢から抜いたら、根鉢の3分の1くらい土を落として、一回り大きい鉢に植え替えてください。クルメツツジは、浅めに植え付けるのがコツです。深く植え付けると枯れることがあります。

 

<肥料>

寒肥として油粕+骨粉か化成肥料を2月に。秋(9月)にも同様にやります。クルメツツジは根が浅い場所に広がっていて、株元に置くと肥料が根に当たって「肥料焼け」を起こします。株元から離して置いてください。

 

<用土>

ツツジは「酸性土壌」を好みます。土が酸性ではなくなると、土中の栄養を吸収できなくなり枯れてしまいます。そこで土を酸性にするために「鹿沼土」を土に混ぜます。鹿沼土は強酸性です。鉢植えにする場合はツツジ・サツキ専用培養土が販売しているのでコレを使うのが無難。自作する場合は赤玉土(細粒)、鹿沼土(細粒)、未調整ピートモス、バーミキュライトを4:2:3:1を混ぜる。

 

<水やり>

クルメツツジは根が浅いので乾燥に注意。鉢植えで育てる場合は、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。特に成長期は水切れを起こさないよう注意。クルメツツジを地植えしている場合は基本的に水やりは必要なく、雨の恵みに任せればOK。ただし、雨が降らない日が続くなど、土が乾燥している場合は水やりをする。なお、冬場の水やりは控えめで大丈夫です。